生産管理システム

Production management system

オーダーメイドで、現場志向。
生産性を最大限向上させるために。

「生産管理」と一口に言っても、その目的や用途は多岐に渡ります。
作業の進捗状況を管理して、可視性を高めたいのか?在庫の管理が煩雑なので、在庫管理をシステム化したいのか?など、抱えている課題や問題はお客様によって実に様々だからです。
そのためソフィックスでは、お客様の現状の作業環境をまず丹念にヒアリングします。そして、どこに問題がありどこを改善すべきか考え、それらの綿密なプロセスを経て、お客様のご要望にあわせたシステムをご提案します。
またハードウェアも、ハンディーターミナル・RFID・タブレットなどから、ご要望に合わせて選別することが可能です。

SOFIXのロゴ

製造実行システム
(MES関連)

MES(Manufacturing Execution System)、工場の生産ラインの各部分とリンクすることで、製造現場を監視・管理するシステムの開発を行います。
ソフィックスは、お客様の生産工場の業務や機器に合わせた製造実行システム(MES)を、お客様のご要件をヒアリングしながら提案、設計します。
生産機器などと連携して生産計画の管理システム。適切なタイミングでの現場への指示出し、生産実績の監視・管理を行うシステムの実績があります。
MESにおいて生産現場の情報を一元管理し、加えて弊社が持つ機器制御や自動搬送・ロボティクス・画像処理などの技術を用いて生産現場の自動化を実現します。

  • ERP(Enterprise Resource Planning)

    生産業務に関わるあらゆる資源(人材・資金・設備・資材)を統合的に管理するシステムの開発

  • SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)

    コンピュータのネットワークによるシステム監視とプロセス制御を統合的に行うシステムの開発

倉庫管理システム(WMS)

WMS(Warehouse Management System)は、倉庫全体の在庫管理を中心に行うシステムです。
入庫・保管・在庫管理・出庫など、倉庫内の全てのプロセスを管理するシステムを構築いたします。
RFIDタグを利用した入庫の自動認識や、ハンディターミナル・スマートタグを利用した入出庫の管理管理システムの開発も承ります。

  • 在庫管理:製品の入庫・出庫・移動・在庫状況をリアルタイムで管理
  • ロケーション管理:商品の保管場所を効率的に管理
  • レポート機能:在庫状況・作業効率・スペース使用率などのレポートを提供
倉庫管理システム(WMS)のイメージ

倉庫制御システム(WCS)

WCS(Warehouse Control System)は、倉庫内の機械設備を制御するシステムです。AGV・ロボットアーム・コンベヤーシステム・仕分け機などを連携させ、商品の搬送を自動化するシステムを構築します。

  • 設備の制御:AGV・ロボットアーム・コンベヤー・仕分け機などの機械を制御
  • リアルタイムモニタリング:機械の動作状況をリアルタイムで監視し、異常を検知
  • データ収集:機械の稼働データを収集し、保守や最適化に活用
  • WESとの連携:WESからの指示を受けて機械を制御し、作業を実行
ロボットアーム・コンベヤーシステム
AGV

倉庫運用管理システム(WES)

WES(Warehouse Execution System)は、WMSとWCSの中間的なシステムです。WMSが提供する在庫情報と作業指示に基づき、設備の現状を把握したうえで、適切にWCSへ実行指示を出します。WES+WCSのようなシステムの開発にも対応可能です。

  • リソースの最適化:機械の利用を最適化し、生産性を向上
  • リアルタイムの監視:倉庫内の作業状況をリアルタイムで監視し、問題が発生した際に即座に対応
  • 統合管理:WMS・WCSと連携し、全体的な物流プロセスを管理

設備データの活用

設備からのデータ収集は手段であり、目的ではありません。収集したデータを目的に合わせて活用することで、はじめてデータに価値が生まれます。お客様の目的やご要望に合せ、必要な機能を開発・実装します。

  • 活用例
    〈判断〉
    リアルタイムな現場の状況を把握・判断するための、アンドンシステムを構築することが可能です。
    設備の値を監視し、通知する機能にも対応できます。

    〈分析〉
    収集したデータを目的に合わせて分析・表示するソフトウェアの開発にも対応します。
    〈評価〉
    設備データを活用することで、設備・製造ライン・工場全体など、様々な規模での性能評価ができます。

評価に必要なデータが整えば、ISO22400の評価指標「設備総合効率(OEE)」を使った評価も可能になります。

設備データを活用する様子

設備データの収集

PLCやNC工作機械、ロボットやカメラなど各種センサーと通信し、設備の情報を収集・保存するソフトウェアを開発いたします。下記のミドルウェアや通信規格を採用したシステム構築にも対応可能です。

  • ミドルウェア
    ORiN/Edgecross/FIELD system
  • 通信規格
    CC-LINK/SLMP/Modobus/EtherCAT/OPC UA
設備データの収集のイメージ