取扱説明書
改定履歴
版 |
改定日 |
改定者 |
改定内容 |
1.0.0 |
2015/6/14 |
K.D |
新規作成 |
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目次
本アプリケーションは電話の取り次ぎ時の負担を抑えることを目的としたものである。
これにより発信者の企業や顧客、担当情報を蓄積し再利用することを可能とし、担当の状況把握を本アプリケーション上で確認することだけでなく、不在時には設定したテンプレートを挿入したメールを送信することができる。
1.1 本アプリケーションの使用順序
本アプリケーションの電話対応時を想定した使用順序を図1に示す。
図1 本アプリケーションのメイン画面と想定する使用順序
@La!coodaへのログイン
A電話を発信した企業名の選択
B電話を発信した顧客名の選択
C取次先の選択
D企業情報の入力・迷惑企業設定の選択
E企業情報の更新・新規登録
Fメールテンプレートのセット
G不在メール送信
H取次情報の更新
Iチャット
本アプリケーションでは、各機能に必要な設定情報をexeファイルと同じディレクトリに存在するTELEPHONE_DATE.INIにまとめているので、本アプリケーションの起動前に必要なiniファイルの各データの設定内容を以下に示す。
[E_Lacooda]セクション以下の要素の設定を以下に示す。
セクション |
キー |
説明 |
[E_Lacooda] |
E_USER_ID |
La!coodaにログインする際のIDを入力する。 |
[E_Lacooda] |
E_USER_PASS |
La!coodaにログインする際のパスワードを入力する。 |
[E_Mail]セクション以下の要素の設定を以下に示す。
セクション |
キー |
説明 |
[E_Mail] |
E_MY_MAIL_ADDRESS |
自分のメールアドレスを入力する。 |
[E_Mail] |
E_SERVER_ID |
SMTPサーバーに接続するためのIDを入力する。 |
[E_Mail] |
E_SERVER_PASS |
SMTPサーバーに接続するためのパスワードを入力する。 |
[E_Mail] |
E_MAIL_SUBJECT |
メールのタイトルを入力する。 |
[E_Mail] |
E_AUTH_ENTICATION |
SMTPのログイン認証を行う場合は「true」、行わない場合は「false」と入力する。 |
[E_Mail] |
E_SERVER_NAME |
SMTPサーバーのアドレスを入力する。 |
[E_Mail] |
E_DOMAIN_NAME |
SMTPドメインを入力する。 |
[E_Mail] |
E_PORT_NUMBER |
SMTPに接続するポート番号を入力する。 |
[E_Mail] |
E_BODY_ADD |
メールテンプレートファイルの[body.txt]ファイルのパスをexeファイルからの相対パスで入力する。 |
[E_Mail] |
E_HEAD_ADD |
メールテンプレートファイルの[header.txt]ファイルのパスをexeファイルからの相対パスで入力する。 |
[E_Mail] |
E_FOOT_ADD |
メールテンプレートファイルの[footer.txt]ファイルのパスをexeファイルからの相対パスで入力する。 |
[E_Address]セクション以下の要素の設定を以下に示す。
セクション |
キー |
説明 |
[E_Address] |
E_CHAT_ADD |
チャットログを蓄積する[common.csv]ファイルのパスをネットワークパスで入力する。 |
[E_Address] |
E_CORPORATE_ADD |
企業情報を蓄積する[企業情報.csv]ファイルのパスをネットワークで入力する。 |
[E_Address] |
E_TEL_HISTORY_ADD |
取次履歴情報を蓄積する[履歴情報.csv]ファイルのパスをネットワークで入力する。 |
[E_UserSet]セクション以下の要素の設定を以下に示す。
セクション |
キー |
説明 |
[E_UserSet] |
E_USER_NAME |
本アプリケーションの利用者名を入力する。 |
本アプリケーションは利用情報の蓄積を行うため、読み込みや書き込みを行うファイルの説明を示す。
ファイル名 |
利用情報 |
common.csv |
チャット投稿日時, 送信内容 |
企業情報.csv |
企業名, 迷惑企業情報, 企業情報 |
履歴情報.csv |
企業名, 個人名, 弊社担当名, 更新時間, 取次担当, 備考 |
以下に本アプリケーションの機能説明を示す。
図2 WebViewによるLa!cooda閲覧
本アプリケーション起動時に自動的にLa!coodaにアクセスし、全社員のスケジュール帳のページが表示される。本アプリケーションはこの状態で電話対応を行う。うまく表示できなかった場合はWebロードボタンを押すことで再度自動アクセスを行うことができる。
この状態で担当選択機能(機能C参照)を使用し担当を選択すると、選択した担当の名前が強調された状態でスケジュール表示位置までスクロールされる。
図3 担当の選択によるスケジュール確認
図4 企業選択ボタン・コンボボックス
本アプリケーションの起動時に、各企業名が本アプリケーションで取次を行った回数の昇順にボタンに表示され、電話対応時に発信者の企業名が表示されているボタンをクリックすることで企業を選択する。取次回数が少なくボタンに配置されない企業の場合は登録されている全企業名がリスト化されている下部のコンボボックスから選択する。
また、未登録の企業の場合はコンボボックスに直接手入力を行うことで企業情報画面(機能Fの図9参照)に反映される。
図5 顧客選択ボタン・コンボボックス
機能Aの企業選択機能による企業選択時に、対象企業の顧客名がボタンに表示され、ボタンをクリックすることで顧客名が選択され、ボタンに配置されていない顧客の場合は対象企業の登録された全顧客名がリスト化されている下部のコンボボックスから選択する。
また、未登録の顧客の場合はコンボボックスに直接手入力を行うことで企業情報画面(機能Fの図9参照)に反映される。
図6 担当選択ボタン
機能Aの企業選択機能による企業選択時に、対象企業の担当名が本アプリケーションで取次を行った回数の昇順にソートしボタンに表示され、ボタンをクリックすることで担当名を選択する。また、取次回数が少なくボタンに配置されない担当名の場合はアドレスファイルに登録されている全社員名がリスト化されている下部のコンボボックスから選択する。
図7 メールテンプレートセットボタン
取次担当の不在時に不在メール送信機能を使用する。メール送信機能を使用する際にテンプレートボタンをクリックすることで設定した文章がテンプレートとしてエディットボックスに挿入される。
また、メールテンプレートファイルの[body.txt]には「[Company]」と「[Customer]」という単語が配置されているが、これらの単語は本アプリケーションで選択された企業名、顧客名に置き換えられるため、これらを[body.txt]で利用することで利便性が向上する。
図8 不在メール送信ボタン
担当が選択されている状態で不在メール送信ボタンをクリックすることで、エディットボックスに入力された内容とメールタイトル情報がメールに反映され、担当のアドレスにメールが送信される。
図9 企業情報更新ボタン
機能Aの企業選択機能による企業選択時に、企業名が読み取り専用のエディットボックスに反映される。この企業名の反映時に企業情報ファイルから情報を検索する。
企業情報が登録されていた場合、企業情報は書き込み可能なエディットボックスに、迷惑企業情報はラジオボタンに反映される。
その後、各情報の編集・選択後に情報更新ボタンを押すことで、企業情報ファイルに情報が上書きされる。また、反映された企業が未登録だった場合、入力した各情報が新規で登録される。
図11 取次情報更新ボタン
機能Aの企業選択機能による企業選択、機能Bの顧客選択機能による顧客選択、機能Cの担当選択機能による担当選択を行うことで、選択した情報が企業情報画面部の読み取り専用の各エディットボックスに反映される。その後、機能Fの企業情報検索機能により表示された企業情報と迷惑企業情報の確認、または入力・選択後に取次完了ボタンを押すことで、履歴情報ファイルに情報が書き込まれる。
図12 チャット送信ボタン
電話対応終了後などに、本アプリケーションを利用しているユーザーに対し連絡を行う必要がある場合に使用する。
本アプリケーション起動時にcommonファイルの有無を確認し、存在しない場合は新規作成され、存在する場合はファイルから最新の書き込み情報から5件分のチャット履歴が読み込まれ、共有情報画面部上部のチャット閲覧部に表示される。
また、チャットを送信する場合は、共有情報画面下部の書き込み可能なエディットボックスに連絡事項を入力し、連絡ボタンをクリックすることでcommonファイルに書き込まれ、チャット閲覧部に反映される。
企業画面下部のコンボボックスへの入力で” , ”(カンマ)を使用しないこと。
本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。
顧客画面下部のコンボボックスへの入力で” , ”(カンマ)を使用しないこと。
本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。
担当画面下部のコンボボックスへの入力で” , ”(カンマ)を使用しないこと。
本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。
企業情報画面部のエディットボックスで” , ”(カンマ)を使用しないこと。
本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。
共有情報画面下部のエディットボックスで” , ”(カンマ)を使用しないこと。
本アプリケーションの仕様上、” , ”(カンマ)を入力した状態で更新・送信を行ってしまうと情報の表示に誤動作を起こすためである。